2020-01-01から1年間の記事一覧

忘年会

Zoomを使って、忘年会をしました。 今回のテーマは、 「今年の本、マンガ、映画」 でした。 これが意外に面白かった。 みんなで顔を合わせれば、何時間でも馬鹿話が出来るメンバーですので、楽しいのは当たり前ですが、かなり楽しみました。 無料のZo…

安定した学級

子供たちが安定して落ち着いた学級は、一般的にいい学級だと言われます。 子供たちが、ざわざわと落ち着かない様子の学級よりもよく見えます。 1年に一度やってくる指導主事は、そういう学級を見て 「落ち着いたいい学級ですね」 と言います。 多くの先生が…

共通理解はマニュアルである

学校内で、何かと 「共通理解」 という言葉を聞くようになりました。 私ははっきり言って、この言葉が大嫌いです。 解釈をそろえる手間暇を考えると、その場で臨機応変に対応した方がずっと楽だと思っています。 だいたい子供は、予想外の事をします。 その…

傲慢な自分

最近の私はかなり傲慢です。 昔からそうだったのかしれません。 自覚ができたということでしょうか。 指導案の通りに進む授業なんて、全く面白くありません。 最近、学び合いが注目されるにつれて、特に思うことがあります。 「授業はコミュニケーションの場…

違和感

先の質問に「学び共同体」の指導者からの回答がありました。 違う課題、異学年でも学び合いはできます。 高学年が低学年に教えることで、学び合いになります。 という趣旨の回答でした。 正確に、回答された原文をアップすべきですが、手元にありません。 こ…

「学びの共同体」への質問

勤務地は、「学び共同体」の指導を受けて、学び合いの研究を地域を挙げて進めています。 私は一斉指導の研究よりずっとましだと思っています。 10年ほど前に仕えていた校長は、当時から学び合いの授業に関心を持っていらっしゃいました。『学び合い』を進…

危ない橋

コロナが大きな流行しているような気がします。 3月4月の緊急事態から始まって、今回の流行は危ない気がするのです。 今まで、自分でできる感染予防をしてきました。今もしています。 でも、それだけでは足りない気がするのです。 今週末は外出を控えて、…

嫌な予感

報道を読むと、コロナの第3波を感じます。 なんだか、嫌な予感がするのです。 私の個人的な感じなので、メモです。 もう一斉休校のような強い制約が出来ないとすれば、自分で考えて予防するしかありません。 大急ぎで作ったワクチンを我先に求める来もさらさ…

趣味の話

私は自分で退屈しない人間だと思っています。 終末は自宅でピザ生地を練り、簡易な釜で焼いて自家製のピザを食べました。 「買うのとどっちがおいしいですか」 と聞かれることがありますが、自家製の方が断然おいしいと思っています。 だいたい、採算が合う…

少人数指導

校内研修での話。 県の学力テストの結果の分析をしました。 分析と言っても、データから何ができているか、できていないのかを考えてその対策を考えるという内容です。 始まる前のちょっとした雑談のなかで、私が 「だいたい少人数指導で学力が上がるという…

指導案を書く

今年度も支援担当訪問があります。 管理職から 「指導案のひな形を見て、作ってください。A4 1枚程度に納めてください。」 との指示がありました。 どのように書いても、A4で1枚です。 A4で1枚と言われたら、書く内容を削って、その中に納めればい…

コロナ以前には戻れない

新型コロナウィルスの流行による休校が3月。 10月の終わりですから、およそ8ヶ月が過ぎました。 当初に比べると、わかってきたことも沢山あるのでしょうか。 わからないことがわかったということもあるでしょう。 今日は運動会の代わりの行事がありまし…

指導論に入らない

校内研修は学び合いです。 勤務校を含めて、町の方針で、「学びの共同体」の指導を受けています。 指導者が数名いらっしゃいます。 微妙に言うことが違うので、それも楽しんでいます。 『学び合い』の指導なら、誰が来ても同じことを言うのでしょうか。 聞い…

『学び合い』2

『学び合い』の授業2時間目。 子供たちは、静かに学習している。 わずかに話し合いをしている子供たちがいる。 タブレットを眺めて、 「ないなあ」 とつぶやいている子供がいる。 こういう授業はいい。 みんなが違うことをやっている。 違うものをみている…

『学び合い』始める

校内で「学び合い」ができるという方針が出ました。 早速、本格的な『学び合い』を始めました。 今日は、急な授業変更があり、教科書を忘れた子供が数名いました。 チャンスです。 目標を設定し、教科書を忘れた子供たちにはタブレットを貸し出して、『学び…

校長というお仕事

ここ何回か、書き出しては更新できませんでした。 妻から 「あなたは校長になれなかったのだから、校長先生についてとやかく言う資格はないのよ」 と言われています。自分から校長になろうとしたことはありませんから、「なれなかった」というより「なろうと…

高い課題

校内研修で、「学びの共同体」の指導者の指導を受けました。 「高い課題を与え、みんなで考えさせる」 という話になりました。 「課題が低すぎると、みんなが考えない」 という展開もありました。 具体的な話が多かったので、私はむしろ「学びの共同体」の理…

変わっていない

ある方から、 「授業が全く変わっていない」 というお話を伺いました。 データで裏付けられた数値ではありません。授業を参観しての感じ方ですが、私はかなり当たっていると思っています。 私も、授業を参観して、多くの一斉授業を見ています。 この傾向は、…

正統的周辺参加

今更言うまでもないことだと思いますが、 ジーン・レイヴ エティエンヌ・ウィンガー著 「状況に埋め込まれた学習」 ー正統的周辺参加ー 産業図書 が指摘している「正統的周辺参加」もとても大切な考え方だと思っています。 すべてを教師が準備した授業より、…

客ではない

すべてを準備してあとは、子供たちが言うとおりに動くだけという授業を参観することがあります。 私が6年生を担任して、家庭科の洗濯の授業をしたときのこと。 時期が運動会の練習をしているときだったこともあり、子供たちから 「どうせなら、練習で汚れた…

引き算の指導

コロナ対策で一度はなくなったように見えた行事が復活しています。 私の勤務地は、コロナの感染がほとんどないところです。 田舎なので、車の移動がほとんどですし、「密」もありません。 夜の町へ出て行けば、別でしょうが、行く必要がありません。 「緊急…

引き算は難しい

学校をスリム化することは本当に難しい。 スリム化とは今までやっていたことをなくすことです。 引き算です。 やってみると、これが本当に難しい。 なくしたことがすぐに復活してきます。 「これをやる時間がないので、こういう時間を確保して欲しい」 とい…

時間を守る

校内研修でも、出張での研修でも、たくさんの指導者に出会います。 私が、若い頃に出会った柳生 力先生(当時、大阪教育大学)は 「良い指導者の見分け方は、どれだけ具体的かという一点に尽きる」 と指摘していました。 良い指導者を見分けるより、最近は、…

納得!

西川先生の9月10日の記事「立ち位置」を拝読し、そうだよなと膝を打ちました。 私は、これまで 「授業にこだわりのある校長は、校長になるべきではない」 と繰り返し発言してきました。 「校長の仕事はほかにある」 とも言ってきました。まして、校長の職…

教材研究はしない

私は、ほとんど教材研究をしません。勤務年数も長いですから、どんな教材であっても初めてということはまずありません。 でも、新しい教材や授業を作ることは好きです。新しい挑戦となると、わくわくします。お偉い指導者がやってきて 「この授業の効果は」 …

拡大することなく

昨日の続きです。 学校は、とにかく拡大の道を進んできました。 パソコンが入り、英語が入り、プログラミングが入りました。 そのほかにも、例えば、体力向上を校内研修のテーマすると、朝の運動や行間体育が始まりました。次に国語が始まれば、朝の運動をや…

初めての2学期

コロナで休校した結果、授業時数が足りなくなりそうなので、夏休みを少し削りました。2学期の終わりが1日伸び、3学期の始まりも早くなりました。 私の場合、8月19日から12月25日までの2学期になります。 暑くて、熱中症を心配する気温から、もし…

幸運

「純喫茶」に少しだけ参加しました。 西川研究室の方々のお話を伺いました。 お話を伺ったあと、 「運が良かった」 とつくづく感じました。 私が大学院に行き、西川研究室に所属したのは、2005年4月から2007年3月までの2年間です。県の長期研修と…

評価について

ある同志から相談を頂きました。 校内研修で、評価の研究をしているだが、振り返りをすることで学力は上がるのですか。 子供たちに、どのように振り返りをしたら良いか、いい助言がありますか。 振り返りですから、自己評価についての話です。 自己評価で学…

読解力

前項に続いて、本の話。 榎本博明著 教育現場は困っている 平凡社新書 2020年6月 前項の「AIに負けない子どもを育てる」は、読解力を6分野7項目に定義して、その能力を測ることで読解力を向上する方策を考えていました。 「教育現場は困っている」では、こ…