コロナ以前には戻れない

新型コロナウィルスの流行による休校が3月。

10月の終わりですから、およそ8ヶ月が過ぎました。

当初に比べると、わかってきたことも沢山あるのでしょうか。

わからないことがわかったということもあるでしょう。

 

 

今日は運動会の代わりの行事がありました。

少し油断すると、すぐに元に戻そうとする力が働きます。

今までの運動会には、もう戻ることがないと考えて、新しいものを作り出していく必要があると思っています。

 

私が子供の頃、農村部だった事もあり、運動会は地域のお祭りという側面を持っていたと思います。校門の前には、屋台が数軒並んでいました。校庭にとてもいい匂いが漂っていたように思います。

それが、学校行事としての役割を大きく背負わされて、平日の運動会に変わっていきました。それは、また日曜日の運動会に戻ります。日曜日に戻っても、お弁当を親子で食べることは復活しませんでしたし、屋台も戻りませんでした。

学校側がどのように保護者に説明しようとも、そのお祭りの側面は、消えることはありません。学校側が規律ある運動会を開催しようとしても、無理なのです。

行動様式は、しみこんでいます。

 

新しい行動様式に合う運動会はどのようなものなのか、まだまだ模索が必要だと思いますが、もう二度とコロナ以前のような運動会はできないのか、どうでしょうか。

私は、今までの運動会をご破算にして、新しい運動会を作っていけたらと思っています。