2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

正統的周辺参加

今更言うまでもないことだと思いますが、 ジーン・レイヴ エティエンヌ・ウィンガー著 「状況に埋め込まれた学習」 ー正統的周辺参加ー 産業図書 が指摘している「正統的周辺参加」もとても大切な考え方だと思っています。 すべてを教師が準備した授業より、…

客ではない

すべてを準備してあとは、子供たちが言うとおりに動くだけという授業を参観することがあります。 私が6年生を担任して、家庭科の洗濯の授業をしたときのこと。 時期が運動会の練習をしているときだったこともあり、子供たちから 「どうせなら、練習で汚れた…

引き算の指導

コロナ対策で一度はなくなったように見えた行事が復活しています。 私の勤務地は、コロナの感染がほとんどないところです。 田舎なので、車の移動がほとんどですし、「密」もありません。 夜の町へ出て行けば、別でしょうが、行く必要がありません。 「緊急…

引き算は難しい

学校をスリム化することは本当に難しい。 スリム化とは今までやっていたことをなくすことです。 引き算です。 やってみると、これが本当に難しい。 なくしたことがすぐに復活してきます。 「これをやる時間がないので、こういう時間を確保して欲しい」 とい…

時間を守る

校内研修でも、出張での研修でも、たくさんの指導者に出会います。 私が、若い頃に出会った柳生 力先生(当時、大阪教育大学)は 「良い指導者の見分け方は、どれだけ具体的かという一点に尽きる」 と指摘していました。 良い指導者を見分けるより、最近は、…

納得!

西川先生の9月10日の記事「立ち位置」を拝読し、そうだよなと膝を打ちました。 私は、これまで 「授業にこだわりのある校長は、校長になるべきではない」 と繰り返し発言してきました。 「校長の仕事はほかにある」 とも言ってきました。まして、校長の職…

教材研究はしない

私は、ほとんど教材研究をしません。勤務年数も長いですから、どんな教材であっても初めてということはまずありません。 でも、新しい教材や授業を作ることは好きです。新しい挑戦となると、わくわくします。お偉い指導者がやってきて 「この授業の効果は」 …

拡大することなく

昨日の続きです。 学校は、とにかく拡大の道を進んできました。 パソコンが入り、英語が入り、プログラミングが入りました。 そのほかにも、例えば、体力向上を校内研修のテーマすると、朝の運動や行間体育が始まりました。次に国語が始まれば、朝の運動をや…

初めての2学期

コロナで休校した結果、授業時数が足りなくなりそうなので、夏休みを少し削りました。2学期の終わりが1日伸び、3学期の始まりも早くなりました。 私の場合、8月19日から12月25日までの2学期になります。 暑くて、熱中症を心配する気温から、もし…

幸運

「純喫茶」に少しだけ参加しました。 西川研究室の方々のお話を伺いました。 お話を伺ったあと、 「運が良かった」 とつくづく感じました。 私が大学院に行き、西川研究室に所属したのは、2005年4月から2007年3月までの2年間です。県の長期研修と…