緊急事態宣言が出て、10月の修学旅行の対応が始まりました。
様々な状況に応じて、いろいろな案を考えています。
「仮定の質問には答えられません」
とどなたかがおっしゃっていましたが、私は「仮定の話」でいろいろなことを考えています。
当然、周りの人も巻き込んでいます。
何だか、久しぶりに修学旅行のたくさんの可能性を考えることができて、結構楽しい時間になっています。
30歳になった頃、8年間で5回修学旅行に行きました。
4回目に行ったときに、ホテルの方から
「先生、また来たの?」
と言われました。5回目は違うホテルでした。
その頃は、日程だけ決まっていて、コースの取り方は結構自由でした。
下見に行ったメンバーで
「こういうコースはどうだろう」
と話し合って、最終的なコースを決めていました。
4月に6年生の担任と決まったら、修学旅行のコースをいろいろと考えるのが楽しかった思い出があります。旅行者の方と頻繁に連絡を取り合って、交渉して、最終的にコースを決めるまでいろいろとありました。
旅行者は旅行者の見方で意見を言います。私は、私で意見を言う。
そうやって実施した修学旅行はとても思い出深いものがありました。
それがいつしか6年の担任が決まったときには、もうコースも決まっていて、という形になりました。ちょっとしたコースの変更すらできないような状態になっていました。
それ以来、6年生の担任が続くと言うこともなくなり、決められたコースを回ってくると言う修学旅行になっていました。
今回、様々な状況を考えて、いろいろな案を考えていくという楽しさを強く感じています。養護教諭からの話だと、子供が具合が悪くなったときに、保護者に迎えに来てもらうことになっているのだそうです。そうなると、あまり遠くない方がいい。可能瀬戸条件と、日帰りか宿泊か、どちらにしても、可能性は無限にあります。
最終的には、管理職との話し合いになるでしょうが、そのときにいろいろな案がなければ話になりません。
今、ひとつとても面白いコースを考えています。
当初の計画では、国会議事堂が入っていました。
国会議事堂が見学できなくなったときに、代案として
「相撲部屋の見学がいい」
と職員室で言ったら、笑われました。
私は大真面目に相撲部屋の見学を考えていました。
旅行者の方に
「相撲部屋の見学はどうですか」
と言ったら、同様に笑っていました。
「やったことがありません」
と言ったので
「それはそちらの努力にお願いするしかないですね」
とお願いしました。残念ながら、現状で東京に行く計画は作れません。
まだまだ可能性はいくらでもあります。
想定を考えれば、考えることはいくらでもできます。