授業を考える時、どんなことをまず考えるでしょうか。
私は
まず、この授業が面白いか
を最優先に考えます。
面白くない授業を考えることはありません。
その、面白い、がどのような意味なのか、子供たちのためになるを面白いとするか、活動が面白いとするか、こんな発問が面白いとか、いろいろとあると思います。
面白いけど上手くいかないかもしれないと思っていても、面白い方を私はとります。
指導案を書くときも、面白い授業を思い浮かべていれば、楽しい顔になるはずです。
少なくても、しかめっ面で指導案を書くなんてことはないはずです。
指導案は、面白いことを書く。だから、すらすらと書ける。辛いことなんかありません。
パソコンに向かって指導案を打ち込むときには、頭の中に指導案ができあがっています。考えるのは、運転中でもいいし、風呂に入っている時でもいい。場所も時間も選びません。ずっと考えている状態になれば、指導案はほぼできあがっています。
頭の中でほぼできあがってから、実際に文字にします。文字にしてみると、8割できあがっていると思っていたのに、実は5割だったということがあります。
5割できあがっている所を文字にしたら、そこで止めます。パソコンに向かって考えていても進展はありません。またふらふらと考えます。
すると、不思議なもので、また段々と頭の中でできあがってきます。
またパソコンに向かい、文字にします。
こんな作業を細切れでやっていると、知らないうちに指導案ができあがります。
私が指導案を作る時間は、とても短く見えるはずです。
実際に短いけれど、実は長く考えているということもあります。
追い込まれて指導案を書くこともあります。
そういうときの書き方もあります。
使えるものは何でも使えば、いくらでも作れます。
ネットにある指導案をちょこっと直すという方法もあります。
指導案ですから、実際の授業と違っていても問題は全くありません。
退職後の私は、あと何回か指導案を書いたら、もう書くこともないでしょう。
あと何回かのうちの1回を今作っています。