定年間際になっても、教師という仕事は実に難しい仕事だと感じています。
この難しい仕事を定年までできたのは、同僚に恵まれたのが一番の理由だと思っています。
忘れがたい、どうしても合わない管理職もいました。
そういうときは、静かにしているに限ります。
静かにしているのですから、向こうも放って置いてくれればいいのに、なぜかいろいろと近寄ってきて、いろいろと言ってきました。
「目障りなやつ」
と映ったのでしょうね。仕方ありません。
あとは、通り過ぎるのを待っていました。
子供たちに対しても、同じ事が言えます。
どうしても上手くいかない子供がいます。上手くいかない子供集団を相手にしたこともあります。
お互いに苦労しました。
今思えば、もっとうまくやり過ごす方法があったに違いありません。
いくつになっても、反省ばかりしています。