働き方改革

私は、教育現場の働き方改革は簡単だと思っています。

教師一人一人の意識の問題だからです。

自分で定時で帰ると決めて、帰ればいいのです。

それだけです。

「仕事が終わらない」

という方は、間違っています。終わらない仕事はしてはいけないです。

 

 

今日も近所の小学校をのぞいてみると、職員室近くの駐車場に2台車が止まっていました。

職員室にはカーテンが引いてあり、中の様子は分かりません。

おそらく仕事をしているのでしょう。土曜日なのに。

「終わらないので、仕方ないのです」

という言い方はもうやめましょう。

終わらない仕事はしない。

それだけです。

 

 

教師の仕事を青天井で増やし続けてきた文科省教育委員会、教育事務所の責任は重いと思います。全く責任をとる気もありません。

未だに

「こうした方がいいですよ」

いう話をして帰ります。

「こうした方がいい」

と言えば、それをやらなければなりません。それをやるのに、何かをやめたことはほとんどありません。結局、それが増えることになります。

こうやって、毎年毎年少しずつ積み重なってきた小さな事がどんどん膨らんで今の状態になっているのだと思います。

私が若い頃は、体育の研修が終わって、次は算数になったとすると、体育の研究はしませんでした。平常運転に戻るわけです。

それがいつしか、体育が終わっても、体育の研究は続け、新たに算数も研究するという状態になりました。これで現場が回るはずがありません。

最近は、

「これをやめよう」

という発言を聞くようになりました。

とても良いことだと思っています。

 

 

何回も書いていますが、働き方改革は教師ひとりひとりの意識次第です。

私は、勤務時間の超過がだいたい30時間程度です。

自慢できるほど、少なくありません。1日に直すと、だいたい1時間30分程度です。

朝、1時間ほど早く出勤すると、どうしてもそのくらいの超過になってしまいます。

ほとんど、定時退勤ですが、ときどき、どういうわけか学校を出るのが遅くなることがあります。

私もまだまだ働き方改革を進めないといけないと思っています。