少し放っておいて

今朝の毎日新聞の朝刊。

「心の病」で求職している教師が過去最高とありました。

先日、不登校が過去最高になったともありました。

この二つをどのように考えるのか、とても興味深い問題だと思います。

新聞の論調は、心の病を抱えないように教師のカウンセリングなどの対応をするという感じでした。不登校も個々に応じた対応を強化するという内容でした。

不登校の対応を強化すれば、教師の負担が増えます。教師の負担が増えれば、教師の心の病による病休が増えます。

だから、教師の数を増やす必要があるとなります。私は教師の数を増やすことには諸手を挙げて賛成です。一人増えれば、一人あたりの負担は減ります。

教師の問題で言えば、暴論かもしれませんが、教師が自ら首を絞めている面があります。

私は、

「それをやったら、お互いの首を絞めるよ」

と思うことがあります。もう少し、ゆったりとやった方がいいのではないかとも思います。

さらに言えば、もう少し、教師の方は放っておくのがいいと思います。お互いに好き勝手にやるほうがいいと思います。

「隣の教室で、こうやっているから、うちも何かしなくちゃ」

「話し合って決めた事だから、これはやっておかなくちゃ」

という同調圧力からどのように抜け出すのか、自分で首を絞めているのです。

私は、どんなに教育的な効果が期待されても、大幅に勤務時間を超えるようなことは絶対にしません。同調を求められても、

「それは勤務時間内に出来ないことなので、同意しません」

とはっきりと言います。最近は、この言い方が通るようになったので、とても楽になりました。

出来ないことはできないと言えば済みます。

少し放っておいて欲しい。

 

私は、この学期末いろいろな事情で仕事が捗って、結構時間がありました。

学期末なのに、定時退勤していました。

家族は

「教員がブラック、って本当なの」

と言います。

私も時には、時間外も働きますが、1年間を通して、定時に退勤しています。