今日は<外部講師として、現職の弁護士さんのお話を伺うことができました。
弁護士さんの世界は、「法曹」と言われる世界です。
法曹には、裁判官、検察官、弁護士の3つの立場の方がいらっしゃいます。
それぞれの役割があり、法律を解釈することで、トラブルを解決したり、裁判にかけたりするわけです。
私は、今日のお話の中で
「弁護士の使命は、弁護士法第一条に書いてあります。」
との一言が妙に心に残っています。
第一条 弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。
2 弁護士は、前項の使命に基き、誠実にその職務を行い、社会秩序の維持及び法律制度の改善に努力しなければならない。
特に、「社会正義を実現する」という下りに
「いいなあ」
と思ってしまいました。同時に
「大変な仕事だなあ」
とも思いました。
私は今まで弁護士という職業の方と接したことはありません。
「弁護士は、いろいろなトラブルを解決するお手伝いをする仕事です」
と言われたときに
「自分は今まで大きなトラブルのない、とても運の良い人生を歩いてきたなあ」
と自分の幸運に感謝しました。
さらに、憲法のところで
「一般的な法律は、国民の行動を制限するものですが、憲法は国の権力をしばるもので、法律とは違います」
という説明も、分かっていたこととはいえ、妙に感心しました。
他業種の人の話は本当に面白い。
子供たちが
「法律って」
「弁護士って」
と感じてくれたら、それで十分です。
これから、死ぬまで大きなトラブルに合うことなく過ごせたら良いなあと思っています。