また同じ

学力テストの結果を分析して、対策を立てましょう。

と何十年も言われています。

「この学校の子供たちは、ここができないから、このできないところについての対策を立てる」

と言われました。

これは私が教師になってからずっと取り組んできたことです。

この取組に対しての評価はあるのでしょうか。

このようにできないところへの対策が十分に効果があったという取組はあるのでしょうか。

この取組への評価はどうなのでしょうか。

私は、聞いたことがありません。

そして、毎年学力テストが行われて、毎年対策を立てるという手順が続いています。

 

 

思い切って、この対策を止めてみる。

では、違う対策を立てる。

この際、できないところではなくて、できるところを徹底的に伸ばすという取組はどうだろう。できるところを伸ばすことによって、できないところを伸ばすという筋書きを作って、取り組んでみる。

「できないところをそのままにしておくのですか」

という批判?があるかもしれない。そういう批判は甘んじて受ける。

「とりあえず、やらせて欲しい」

とお願いするしかありません。

いろいろと言われていますが、日本の教育の良くないところとして、できないところを伸ばそうとするところと言われています。

できるところ、得意なところをどんどん伸ばす。という方向転換はできないのでしょうか。

私が責任者なら、そのように提案すると思います。