今年で60歳になった私は退職の1年です。
いろいろとやりたいことはあります。
体が言うことをきかなくなったら、それもできなくなります。
体が言うことをきかなくなったら、そのときにまたできることがあるでしょう。できないなりにできることをやっていくしかありません。
今のようにできることができるのは、だんだん衰えるにしてもあと10年と思っています。70歳までです。70歳までにやりたいことを続けられるようにする、できるだけ長く続けられるように日常生活を改善するだけです。
こういうときに、参考になるのが、退職された先輩方の生き方です。私は、一教師として過ごしました。お付き合いのある先輩方もやはり一教師として過ごされた方々です。
この先輩方が、お一人お一人実に魅力的な退職後の時間を過ごされています。
皆さん、お元気で楽しそうです。コロナでお会いする機会が減りましたが、そのうちにまたお会いする機会がありそうです。
そのときには
「コロナの時間をどう過ごされましたか」
という会話がはずむでしょう。
私は、「自由である」ことが好きです。自由度の大きい方が結局は成果も大きいと思っています。
自由であるには学級担任が一番です。最近は何かと締め付けようとする動きがありますが、いずれ崩れていきます。
相手は子供ですから、自由にその場で対応するしかありません。
その対応は、その場で判断するしかないのです。
今年は、様々なことを子供たちに仕掛けています。
一応教頭には話してあります。当たり前ですが、日常の教育活動の中でもできることは沢山あります。
西川研究室は、成果を出せば何をやっていても自由でした。その点、私の性格に合っていました。時には、西川先生に報告をあげていましたが、内容よりも「どこまでできているか」だけで、あとはお任せでした。
今振り返ると、この自由を手放したくなかったのが、一番大きいと思います。
退職しても、しばらくは再任用で働きます。
今よりも大きな自由をいずれ手に入れます。
収入は激減するでしょうが、有り余る時間があります。
私には、やりたいこと、やらなければならないことが山のようにあります。
その時間を過ごせるように、今からたくさんの準備をしています。