再開準備

6月から段階的に学校が再開になりそうです。

先生方は、授業の始まりの準備に余念がありません。

時数が足りないことを想定して、無駄のないの授業をしようとしているようです。

私は、

「こういうときに大切なことは何か」

を考えていました。

時数が足りないときに、教師がすべきこと。

子供たちをその気にさせることだと思います。

時数が足りないからと言って、詰め込みになったら、ますます子供たちの意欲は減退して、時数が必要になってくるでしょう。

時数が足りないことは、わかっています。

子供たちをいかに意欲的にさせるか。

ここにかかってくると思います。

私は、骨の髄まで『学び合い』なので、子供たちが授業の中で、主役になることだと思っています。

とりかく、任せる。

「ここを5時間でやってね」

と言う。

それしかないと思っています。

いろいろとプリントを作って、教師の思うように授業を進めれば進めるほど、子供たちの意欲は下がり続けると思っています。

「問題集一冊、授業でやるとしたら、1年かかるでしょ。でも、自分でやるとしたら、1ヶ月あれば十分。子供たちにやらせるというのは、そういうことだよ」

と言われたことを強く思い出します。