変わりようがない

昨日から、段階的に学校が再開になりました。

午後は、職員で今後の対応についての意見交換。

いろいろと出ましたが、私は、現段階でネット授業が最善であると感じました。

「ネット授業に対応できない保護者がいるので、現段階ではネット授業は始められない」

という感じになりました。

声を出せない、呼吸は最低限にするとなれば、音楽の授業は鑑賞と楽典の学習だけになります。

体育も、「呼吸が上がらない程度」となれば、できる運動は限られます。

接触もできません。バスケットボールなどはできません。

調理実習も制限があります。

ネット授業以外で、ネット授業よりも優れているものは現段階ではないと思います。

一刻も早く、ネット授業を取り入れないと、西川先生の言うとおり、公教育は保護者に見捨てられると思います。見切りをつける保護者が2割現れたら、雪崩が起こるような速さで現状が変化していくでしょう。

もはや、この現実を止めることはできないのではないか、と感じます。

無責任のようですが、私のような定年間近な立場の人たちは、この変化について行くよりも退場を選ぶと思います。私も退場を選びます。

保護者に見切りをつけられた公教育が行き着く先は、どこでしょうか。

もっと早くに動くという選択肢はなかったのか、残念でなりません。