今できること

臨時休校が伸びて、あと1カ月間ほど有り余るの時間があります。

今、何をやるべきなのでしょうか。

教材研究をしている同僚がいます。

学校が再開し、授業がはじまったときに、

「こうしよう」

という選択肢を多く持った方がいいのではないか、と考えています。

例えば、6月から再開されるとします。

授業はおよそ2割減の時数で進行することになります。

具体的には、10時間の単元をテストまで入れて、8時間でこなすことになります。

傲慢に聞こえるかもしれませんが、2割減なら問題ありません。

では、3割減ならどうでしょうか。

あまり自信がありませんが、どうにかしなければなりません。

一斉指導はひどく効率が悪いので、『学び合い』で進行すれば、多くの授業は問題になくこなせるでしょう。

一番時数が問題になるのが、おそらく算数ですので、算数を最優先にして、強弱をつけて進めていけば、ほとんど問題ないのではないか、と思っています。

同時に、子供たちに正直に話すのです。

「時数が足りないので、この単元は10時間のところ、テストまで含めて8時間で勉強します。協力して欲しい」

とお願いするのです。

私は特学の担任ですが、6年生の社会を持つことになっています。

この社会については、すでにいろいろと考えています。

2割減であるとしても、できることは沢山あります。

「どうしよう、2割減じゃ終わらない」

と泣き言を言っても始まりません。

「2割減でも、できることは沢山ある」

と発想を変えて進みたいです。

今回は、プロジェクト型の社会科の授業を1年間進めていくつもりです。

フルで『学び合い』ができる常態を想定して考えたことですが、この状況でもできるのではないかと考えています。

別に新しいネタではありませんが、こ授業の始まりを楽しみにしています。