贈与から

結構早いペースで読書。

子供たちに何を教えるべきか、将来の幸せのために何を知らせるべきかを考えています。正直、「学力向上」なんて事にはあまり興味がありません。(学力向上しないという訳ではありません。通常の業務は当然学力向上を目指しています。)

齋藤幸平氏が言う「コミュニズム」。内田樹氏が言う「贈与」かなり近いなあと感じています。どちらも、行き過ぎた「資本主義」から距離を置こうとしている立場です。

私もこの考え方に賛成します。

「本当に欲しいものは贈与することでしか手に入らない」

すごい指摘です。

とりあえず、自分に出来ることをやってみようと思います。自分が読んで面白かった本は、すぐに誰かに貸してしまう。自分は読んだのだから、もし戻ってこなくてもいい。とりあえずの贈与です。又貸しも気にしない。

職場で、気がついたことがあれば、まずは自分がやってみる。

子供たちにも、

「まずは自分がやってみて、贈与する」

なんて言っています。

齋藤氏の指摘を読んでいると、まだ何とか人類は生きていけるかもしれないと思えます。希望を持とう。

 

いくつになっても、興味は尽きません。