発信禁止

職場の情報管理がますます厳しくなっています。

システムが変わり、情報の持ち出しが出来なくなるだけでなく、こうした情報発信が出来なくなるようです。

いずれ、このブログも閉じることになりそうです。

現場は管理が日に日に厳しくなり、管理が行き届くことになりそうです。

西川先生が

「もう破綻しているでしょ」

というのは私はその通りだと思います。

私が破綻していると感じるのは、職場の発想についてです。

物事に不調があると、対策を練ります。

当たり前です。

でも、その対策を聞いていると

「それって、会議をするほどのことなのか」

と感じるのです。そのへんの雑談で終わらないのかと思います。

管理に時間がかかるのですが、その時間が考慮されません。

そんな時間をかける必要のないことまで、会議で決定しようとする発想を私は破綻していると感じるのです。

先日も、

「それは違うのではないか」

と感じることがありました。

でも、会議では黙っていました。

話しても、通じないように感じたのです。

管理に莫大な時間をかけるようになったら、それは前線で働く人数よりも、管理部門が大きくなっている証のように思います。実際、一年間に何人の指導者が来るのでしょうか。結局、管理のための仕事が増えて、何をしたいのか分からなくなっています。

内田樹氏の言うように、教育というシステムは惰性が大きいのです。変革をするのにものすごく時間も手間もかかります。今日辞めるわけにはいきません。

現状のシステムを少しずつ変更しながらしか、動かしようがないのです。

それでも、私は希望を持って働いています。

もう定年退職したので、気楽といえば、気楽です。