多くの授業動画がアップされています。
教師が作っている動画もありますし、自ら「素人」を名乗り、上手に説明している動画もありました。
その一つ一つの善し悪しが問題なのではありません。
その動画を見る子供がどれを選ぶかです。
選択の余地があります。担任の教師を選ぶことはできませんが、動画なら選びたい放題です。
さらに、繰り返して自分のペースで見ることができます。
一人一人が自分のペースで動画をみることができる。その上、分からないことを友達に聞くこともできる。
この状態に勝てる教師はいるでしょうか。
私は、いないと思います。
私は、先に白旗を揚げているのです。かなうわけないから、どう活用しようかと考えている。
もし、休校に備えるなら、子供たちが自由に友達とネットで話ができる環境を整えます。タブレットで子供たち同士のやりとりが自由できるように練習をしておくことに力点を置きます。
私は、休校分の例えば一週間の各教科の課題の一覧を作っておく。教科書等を使えば、1時間ほどでできるはずです。
授業時間に合わせて、ネットで子供たちと話し、後は自由にしておきます。
子供たちは、自分の好きに動画等を開いて勉強します。もちろん、教科書で済ませる子供、ドリルを活用する子供など様々いるでしょう。分からないところは、友達に聞く。
それで十分な気がします。
何回も書きますが、教師が急ごしらえで作った動画など、子供たちには何の魅力もありません。優れた動画があふれています。
教師は最善の教え手ではないのです。
後はどうやって、目標を設定し、目的を分からせ、どうやって評価するのかがポイントです。
この方法は、『学び合い』の授業、そのものです。