冷めている

今まで6年生の担任を9回しました。

9回卒業生を送り出したことになります。

この2年間も特別支援学級の担任ですが、6年生がいたので、この2回を加えると11回卒業生を送り出したことになります。

今年は、四人の卒業生を送り出します。

「最高の思い出を」

と思って、最後まで気合いを入れて担任してきました。

でも、今年はすごく冷めています。

歳のせいかなとも思います。

子供たちを見ていると、小学校の卒業にはあまり関心がないようです。

むしろ、中学校への期待が大きい。

自分の卒業を振り返っても、中学校への期待の方がはるかに大きかったように思います。

(大学院を終えるときは、例外的に今まで味わったことのない感情を感じました。)

子供たちからすると、小学校の卒業なんてそんなものなのでしょう。

それでいいと思っています。

小学校の先生など、乗り越えていくものだし、後で振り返って

「たいしたことないや」

でいいと思っています。

進めていくと、

「6年の担任って、誰だったっけ?」

もありです。

かなり冷めた感じです。